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離婚弁護士が愛を知った時 ハリウッドのきらめく大スター、ジョージ・クルーニーとキャサリン・ゼタ=ジョーンズ出演のコーエン兄弟作品と聞けばそれだけで期待度が高まる。イイ男とイイ女の共演なのだが、内容は離婚訴訟を舞台にしたコメディ。 そのコメディ度合いは凄まじく、まるで往年の香港コメディ映画を観ているようなである。およそくだらないシーンのオンパレードなのだが、思わず笑ってしまうのは、自分がこういったユーモアを欲しているのだと気付かされてしまう。 ジョージ・クルーニーのフェロモンは本作では封印。彼はコメディに徹している。しかし、ふとした時にわずかに見える色気は彼の隠しきれない性(さが)であろう。逆にキャサリン・ゼタ=ジョーンズは実に艶っぽい。どこか峰不二子を思わせる雰囲気である。 |
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