自分勝手な映画批評
冷静と情熱のあいだ 冷静と情熱のあいだ
2001 日本 124分
監督/中江功
出演/竹野内豊 ケリー・チャン

時と国を越えた愛の物語

日本とイタリアを舞台に10年間に及ぶ忘れられない思いをを描いた純愛物語。原作は江國香織、辻仁成両著作の小説。エンヤの主題歌が印象的。

映画に対する評価は、その環境、特に年齢によるところが大きいと考えます。もし本作を10代で見たのならば、本作のような恋愛に憧れるのかもしれない。もし本作の主人公達よりも上の年齢で見たのならば、自らに置き換え、自身の過去を振り返るがごとく懐かしく見るのかもしれない。

竹野内豊は二枚目のイメージに隠れているが幅広い役をこなせる優秀な俳優だと思う。中でもナイーブさを表現するのはとりわけ上手い。本作でもその魅力が堪能できる。


>>HOME
>>閉じる



★前田有一の超映画批評★

おすすめ映画情報-シネマメモ