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アカデミー賞受賞の狂気 第80回アカデミー賞の作品賞・監督賞・助演男優賞・脚色賞を受賞した作品。舞台となっている土地柄やカウボーイハットのアイテムから現代(といっても作品の設定は1980年だが)の西部劇といった味わいを感じる。 男同士の戦い。それは名誉や名声ではなく欲に基づくもの。それが返って男っぽくも感じる。そしてその描写はえげつない。 ジョシュ・ブローリンの男臭さも見事だが、なんと言ってもアカデミー賞の助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムに尽きるだろう。彼の怪演による恐ろしさは、感情にこびりついてなかなか離れない。 余韻を残し、また色々な見方ができる作品であろう。 |
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