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日本のバイク文化に一石を投じた作品 何より本作の日本での功績は、当時オヤジ達の乗り物だったアメリカンタイプのバイクを若者達にブームにした事。そして若いバイク乗りにとって究極に突き詰めていけば走り屋か暴走族だったスタイルに、多少卑下した言い方ではあるがファッション的なバイクスタイルを取り入れた事が挙げられる。 ボン・ジョヴィの「ウォンテッド・デッド・オア・アライブ」の流れるオープニングは秀逸。ピアスを垂らしタトゥーの刻まれた自らもハーレーフリークのミッキー・ロークとマイアミ・バイスとは違い泥臭いドン・ジョンソンの共演は見物。主人公の駆るハーレーはミッキー・ローク好みに改造して撮影に使用し撮影終了後にミッキー・ロークが持ち帰ったそうだ。ミッキー・ロークが劇中着用しているハーレーワークスカラーのライダースジャケット風のライダースジャケットも流行した。 面白いのは1991年公開作品なのだが、1996年とほんの少し先の未来を舞台としている点だ。「5年後までにこんな楽しい人生送ってみろよ」という製作者のメッセージなのかもしれない。 |
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