アメリカン・グラフィティ １９７３　アメリカ　１１０分 監督／ジョージ・ルーカス 出演／リチャード・ドレイファス　ロン・ハワード　ポール・ル・マット　チャールズ・マーティン・スミス
	青春映画の金字塔 舞台は１９６２年夏、ビートルズが旋風を起こす前夜。６０年代でありながらフィフティーズを引きずってる時代。 正直、物語は若者の他愛のない話。しかし本作を見て強く感じたのは、なるほど、今まで私の見たり聞いたり感じたりしてきたエンターテインメントやカルチャーの多くはここがルーツなのではないかという事。何が何でも女の子をゲットしたい事しかり、黄色いホットロッドしかり。 社会や体制への不満や抵抗はある意味若さの特権なのだろう。が他方、まるで動物が求愛する際に声を出したり体を大きく見せたりして気を引くように、自慢の愛車を使って女の子を引っ掛ける。 確かに理由なき反抗はカッコイイが、どうやって女の子をゲットするか？　これが若き男の青春、リアルな現実。そして多分、ビートルズでないロックンロールがジョージ・ルーカスの青春なのだろう。				＞＞ＨＯＭＥ ＞＞閉じる
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