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強力タッグが贈るSFパニック テーマが壮大すぎるだけに、さもすれば二流映画になってしまいそうだが、そこはさすがにスピルバーグ、「未知との遭遇」「E.T」といったSFの名作を作っているだけあって見せ方を心得てる。 最後の最後まで計り知れない恐怖が襲い、ある種ホラー映画と言っても良いかもしれない。ありえないとは言えないテーマだけに、一層その感情は強くなる。恐怖に対面した時、人はどのような行動をとるのかを見るのも面白い。パニック状態で結束するのは難しいのであろう。 多くの映画に主演しているトム・クルーズだが、ほぼ共通して言えるのは彼のイメージに添った背筋のピンと伸びた役柄が多い。しかし本作では趣が異なり、やさぐれた、うだつの上がらない父親を演じているのが新鮮だ。娘役のダコタ・ファニングも素晴らしい。 |
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