自分勝手な映画批評
ディボース・ショウ ディボース・ショウ
2003 アメリカ 100分
監督/ジョエル・コーエン
出演/ジョージ・クルーニー キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
テレビプロデューサーのドノヴァン(ジェフリー・ラッシュ)が帰宅すると、自宅に見知らぬ業務用の車が止まっていた。不審に思いながら家の中に入ると…

離婚弁護士が愛を知った時

ハリウッドのきらめく大スター、ジョージ・クルーニーとキャサリン・ゼタ=ジョーンズ出演のコーエン兄弟作品と聞けばそれだけで期待度が高まる。イイ男とイイ女の共演なのだが、内容は離婚訴訟を舞台にしたコメディ。

そのコメディ度合いは凄まじく、まるで往年の香港コメディ映画を観ているようなである。およそくだらないシーンのオンパレードなのだが、思わず笑ってしまうのは、自分がこういったユーモアを欲しているのだと気付かされてしまう。

ジョージ・クルーニーのフェロモンは本作では封印。彼はコメディに徹している。しかし、ふとした時にわずかに見える色気は彼の隠しきれない性(さが)であろう。逆にキャサリン・ゼタ=ジョーンズは実に艶っぽい。どこか峰不二子を思わせる雰囲気である。


>>HOME
>>閉じる



★前田有一の超映画批評★

おすすめ映画情報-シネマメモ