自分勝手な映画批評
ミスター・ベースボール ミスター・ベースボール
1992 アメリカ 110分
監督/フレッド・スケピシ
出演/トム・セレック 高倉健 高梨亜矢

ベースボールvs野球の対決

メジャーリーグをクビになったベテラン選手が日本で選手としても人としても再生する物語。スポーツものらしい作品になっている。

日本の描写、特にチーム内の描き方に誇張が見られるが、主人公ジャックの描き方にも誇張があると思われ、お互い様なのかと思う。逆にお互いを初見した時にはこれくらいのギャップを感じるのではないかと思う。日本での野球のプレーシーンは臨場感があって良い。

特筆すべきは内山監督を演じる高倉健。ユニホーム姿の監督などどうしても安っぽくなりがちなところを、さすが高倉健といった存在感で演じている。テレビドラマ「24」でパーマー大統領を演じているデニス・ヘイスバードが同僚助っ人役として出演している。また当時はもうすでに俳優としてそれなりの立場にあったであろう藤田朋子がチョイ役で出演している。


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★前田有一の超映画批評★

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